やりたいことを「なんとなく」実行するのは勇気がいります。
周りから「やめたら」と反対されたらうまく答えられませんから。
わたしは38年間勤めた仕事が嫌になり直感的に退職しました。
直感だから理由なんかよくわかりません。
周りから「なんで」と聞かれたくなくて退職まで秘密にしていました。
夫以外の家族にも退職の直前まで黙っていました。
理由が「なんとなく」は、義務感、恐怖心、功名心など関係しない時です。
こころと直感に従って「なんとなく」を選択すると自分らしい自分でいられます。
やりたくないことはやらないほうがいい。
身体反応が出るほどの我慢は命を削っていることと同じです。
あなたの「なんとなく」やっていたことは、ばらばらに見えていても最後には繋がっていきます。
わたしはやりたいことをやってきました。
友人が「ぶれがないね」と言ったとき、すべてが繋がっていることに気付きました。
あなたのこころと直感は、あなたがなりたいものを知っています。
本当にやりたかったことというのは後になって分かるものです。
『そのうちなんとかなるだろう(内田樹著)』の中に「なんとなく」が指す方向には意外に「ぶれ」がないとありました。
人生の折り返しにきてわたしもそんなふうに感じます。