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訪問着と付け下げ

訪問着は明治時代に名づけられました。

昔は、三つ紋をつけていましたが今は一つ紋もしくは紋を省略し、披露宴や各種パーティ、茶会などで着られます。

絵羽模様(えばもよう)といって、きもの全体をひとつの画面に見立てて、縫い目にまたがって模様がついています。

付け下げは戦時下に豪華な訪問着が禁止されたため考案されました。

歴史が浅く昭和30年代に流行しました。

付け下げは訪問着と小紋の中間的存在で重宝されました。

着た時に袖や身頃、衿などの模様が前も後ろも上向きに配置されています。

大きな特徴は模様が縫い目で途切れます。

紋は不要です。