着方を教えてもらっても「あれ、どうするんだっけ?」と迷うものです。
習い始めの頃はわたしもよく忘れました。
生徒さんが忘れても見直してきるようにブログにまとめました。
浴衣の着付けに必要な物です。
①浴衣
②伊達締め(1本)
③腰ひも(2本)
★補正をする場合はタオルと腰ひも(1本)
ゆかたをはおります
・左手で衿の中心を、右手で掛け衿(着物の地衿の上につける共布のことで、衿に縫い目があります)のあたりを持ちます
・左手を浴衣から離します
・右手は浴衣を持ったまま背中にまわし、お尻のあたりで左右それぞれの手で浴衣の掛け衿のあたりを持ちます
・浴衣を片方ずつはおります
・片手ずつ袖に手を通します
・やっこさんポーズでからだの中心に背中心を合わせます
・左右の掛け衿を顔の中心に合わせます
裾をあわせます
・衿の先から手幅1つ分を合わせてもち、反対の手で背中心をもちます
(ゆかたのサイズがからだにあっている場合は手をたらした位置の衿をつかみます)
・両手を上に持ち上げ裾がくるぶしの真ん中くりになるように調整します
・衿を持った手を前に突き出し背中心をもった手は離します
・左右の衿を持ち前で広げます
・左手を布の幅でからだが隠れるまで右脇までもっていき一度もどします。
・右手を左脇までもっていってから、右の脇線が左右の足の間にくる所まで衿先を上げます
・その上かから左手を先ほどの位置にもどし右手を抜きます
・左手は押さえたまま右手で腰ひもの真ん中を持ちウエストに腰ひもを当てます
・腰ひもを前から後ろにまわし背中で交差してぎゅっとしめて前で結びます
・身八つ口(着物の身頃の脇のあき部分)から両手を入れ、おはしょり(腰ひもの上にかぶさる部分)を整えます
・背中心を中心に合わせます
・左右の衿を合わせてもち、反対の手で背中心をもちます
・背中心を持っている手を下にさげ衿をぬきます
・左の身八つ口から手を入れ、右側の衿のおはしょりを内側に折りあげます
・左手で織り上げた部分を押さえ、右手で左の衿をもち胸をおおうようにあわせます
・右手は押さえたまま、左手で腰ひもをもち胸の真下に当てます
・腰ひもを前から後ろにまわし、後ろで交差してぎゅっと絞め前でからだの中心を避けて結びます
ととのえます
・背中のしわを取ります
・おはしょりの下線が腰骨の上あたりでまっすぐになるように調整します
・伊達締めを左手でとり、おはしょりの位置を固定するように胸の真下に当て前から後ろにまわし、後ろで交差してぎゅっと絞め前でからだの中心を避けて結びます