7㎞程のランニングをした後でした。
私としては決して激しい運動ではありませんでした。
突然左耳に違和感がありました。
耳に水が入った時に感じるボワーンとした違和感です。
頭を動かすと左耳奥で耳垢がゴソゴソと移動するような感覚です。
痛みが無いため深く考えず気にしないこととしました。
2日目になると違和感は増し、なんとこの日はコロナ予防接種前日の日曜日でした。
日曜日営業の病院を探しました。
日曜日にやっている病院で受診しました。
鼓膜上の耳垢を吸引した時、一瞬痛みが走り大丈夫かなと不安になりました。
「鼓膜の炎症です。予防接種は受けれます。」
鼓膜切開をしなくて済んだと安心しました。
明日の予防接種ができると安心しました。
症状の改善は無かったけど原因を教えてもらって安心できたと思いました。
原因が何か分かるって大切な事だと痛感しました。
2週間が経過しました。
症状の改善する気配がなくむしろ悪化しているのではと不安になりました。
今度は通院しやすい耳鼻科を受診しました。
聴力検査と鼻の奥に綿棒を突っ込んでの検査をした結果滲出性中耳炎と診断されました。
1週間分の飲み薬を処方されました。
1週間が経ち薬の効果はありませんでした。
次は別の薬を1週間分処方されました。
1週間が経ちやはり効果ありませんでした。
いよいよ鼓膜を切開するこてとなりました。
麻酔液を浸したガーゼを2つ耳の奥に入れてしばらく置き、その後ガーゼを取り出して鼓膜を切開し滲出液を取り出す治療です。
麻酔が効いてくる5分程の時間が、服薬で過ごしていた2週間よりも長く感じました。
幼い子どもが診察室に入った途端大声で泣き叫ぶ声に恐怖が、でも2〜3歳程の幼児ですら頑張っているのに大人の私が我慢できないはずがないと自分を励ましました。
「案ずるよりは産むがやすし」とはこのことかと実感しました。
切開時の痛みは全く感じませんでした。
浸潤麻酔が凄く効いていました。
翌日も消毒に受診しました。
「中耳炎は治るまでに時間がかかりますからね」と言われました。
滲出性中耳炎は、発熱や痛みが無くジワジワ進行する病気だと思いました。
幼児の場合分かりずらいと思いました。
大人も仕事が忙しいとか言って治療を先延ばしにしてしまいそうと思いました。
しっかり治療しておかないと難聴になることもあります。
最後に2,3歳から10歳くらいの小児に多い疾患だそうです。
私の年齢はXX歳ですから・・・・?
すっごく若いということですかね。