既婚女性の第一礼装。
上半身は柄がなく、裾に絵羽模様が描かれています。
(絵羽模様:着物の柄が途切れることなく一枚の絵のように描かれた模様)
染め抜き日向五つ紋が入っています。
(染め抜き日向紋:生地に紋を白く抜き外側を白く囲った紋)
準備する物
①襦袢:白で柄は無地か菊模様なら慶弔両用です。
②半衿:白無地で地紋がない物で生地は白の塩瀬が一般的です。
③帯揚げ:白地の総絞り又は綸子が基本で金や銀が入ると華やかになります。
④帯締め:白又は白地に金や銀をあしらった物で幅が広く厚手にします。
⑤帯:金・銀・白地等格のある織りの袋帯を選びます。
⑥扇子:黒骨で地紙が金銀の礼装用です。
⑦バック:草履とお揃いか金や銀をあしらったおめでたい柄で小型の手さげが便利です。
⑧足袋:白足袋でこはぜは5枚を選ぶと足首をしっかり隠します。
⑨草履:台と鼻緒が布製か皮革の同じ素材、同じ色で台が高く、金・銀・白を使った華やかで重厚な物を選びます。
⑩アクセサリー:通常結婚指輪以外はつけません。
★前日までにして欲しい準備
①着物に合わせる帯を決めます
②着付けに必要な小物を揃えます
③長襦袢に半衿をつけます
★前日にして欲しい準備
①着物と帯をつるしておきます
②用意しなければいけない小物等一つ一つチェックして確認します