義父のお墓がようやく完成しました。
納骨を済ませた後義母が骨壺を自宅に持ち帰ってきました。
夫は「ずっと一緒にいたから寂しいのかな」と言っていました。
その義父を運んだ霊柩車の番号が義母の誕生日だったことを思い出しました。
霊柩車に乗っていてた義母は気付いていませんでした。
霊柩車の後に続いてバスで走った私達家族が気づきました。
「いつもそばで見守っているよ」と義父からのメッセージだと思いました。
素適な夫婦だなと思います。
私の母が亡くなった時も不思議な事が起こりました。
寝たきりだった父は母のお葬式には参列できませんでした。
お葬式の夜、病室の電気がバチバチするのを見た看護師さんが「奥さんお別れにみえましたね」と父に言ったそうです。
人の身体は痛みに対しては気付きやすいように作られていると思います。
痛みは生きることに直結しているからです。
でも人の優しさについては気付けない人が多いように思います。
自分の周りには愛が満ち溢れていると捉えた上で、自分に起きる出来事の意味を考えてみてください。
そうする事で、見えてなかったものが分かるようになり、そんな自分と繋がる人やものがある事に必ず気付けると私は思います。