· 

多理論統合モデル

教員5年目の高等学校の先生。

「朝のSHR、元気に挨拶をしましょう」

4月からスタートしたものの生徒の反応が悪くはや2ヶ月が経過

朝一番に「声が出てない、もう一回!」の声掛けはテンションが下がる。

このままでいいのかな?

日直の当番が全員回ったところで、日直になった生徒の記録を読んで驚き‼

なんと、約80%の生徒が「もっと声を出すといい」と意識していたのです。

この実態をクラスで話しました。

その日の朝のSHR、帰りのSHRは大きな声であいさつをしたということです。

 

生徒たちのこころが読めない。

このまま指導を続けるべきなのか?

プロチャスカの行動変容ステージモデル

 

Ⅰ:前塾考期(無関心期)

 関心がない

Ⅱ:熟考期(関心期)

 関心があるけど、行動に踏み切れない

Ⅲ;準備期

 変化したいという意思が明白

 小さな事ならすぐに行える

Ⅳ:実行期 

 行動が変化して6か月以内

Ⅴ:維持期

 行動変容から6か月を超える

先生ファイトです。

 

全く関心がないことに興味を持たせるステージⅡに移行しているからすごいことです。

熟考期(関心期)をしばらく継続することが大切です。

その間に、次に何をするといいかじっくり考えることも必要ですね。

 

関心期から6か月位で準備期に入ると言われています。

あと3か月、続けてみてください。