勉強はマラソンに似ていると思います。🏃♀️
マラソンの走り始めは、
気持ちが高ぶっているから、
スタートするとつい早いペースで、
走り始めてしまうものです。
沿道で応援してくれる人が多いと、
さらに早く走ってしまうものです。
新しい問題集を前にすると、
よし、がんばるぞと張り切るものです。
問題集のページが400ページとすると、
1カ月で終わらせるなら1日13ページ。
初日は、ちょっと頑張って15ページ位やれば、
次回は気分的に楽かな、なんてね。
マラソンは、
最初からスピードを上げて走ると、
体の疲労物質である乳酸値が高くなります。
走っているうちに、
体がだんだんと慣れて乳酸が出てくるように
なります。
勉強も、
最初からとばすと
ペースに慣れるのに大変ということです。
マラソンを本格的に始める前、
初めて3キロの大会に出場しました。
距離が少ないからと、
最初からとばして走って
最初から最後まで心臓が飛び出すくらい、
しんどかったです。
それから5年位走るのが怖かったです。
勉強も、
からだが慣れるまでの数日間は、
ペースをゆっくりめでした方がいいです。
カレンダーの日にちの所に、
ページ数を書いて、
毎日やったという印にします。
3週間、
何があっても続けることです。
体調が悪くて、
眠くて、
テレビに夢中になって、
ゲームしていて、
とにかく、色々あると思うのですが、
たとえたった1問だけでも、
休まないことです。
走り始めて辛いからと
いきなりやめると、
疲れはさらに倍増されます。
血流を良くして、
乳酸をエネルギーに変えようとしているのを、中断するからです。
勉強もからだが慣れてくれと、
毎日勉強することが苦痛ではなくなるはずです。
時速100キロ走る車だって、
エンジンをかけて
いきなり100キロの速度は出せないし、
いつもそんな運転をしていたら、
車が故障してしまいます。
人間も同じです。
最初はゆっくりです。
時速100キロで走っている車は、
急に止まろてしても止まりません。
勉強が習慣化してくれば、
どんどん加速がついてくるはずです。